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ドメインの基礎知識

ドメインって何?

インターネット上の「住所」とはIPアドレス(例: 210.157.28.52)と呼ばれる数字を羅列したものでした。しかし、これでは覚えにくいという事情により、IPアドレスを言葉で、つまりドメイン名(=ドメイン)で表すようになったのです。より使いやすく、また覚えやすくなったと思いませんか?

IPアドレスで表記する場合
http://210.157.28.52/

ドメイン名で表記する場合
http://www.systemworld.jp/

「 www 」 ウェブサーバ, 「 systemworld 」 システムワールド, 「 jp 」 日本

ドメイン名はどこで使われているの?

インターネットが一般に普及しつつある今、日常生活の中でも頻繁にドメイン名は登場します。ホームページのアドレスや電子メールのアドレスの一部に使われています。http://www. に続く部分であったり、メールアドレスの@マーク以降がそれです。

(1) www.○○○○.com

上記のURL(ホームページのアドレス)の「 www. 」部分は「ウェブサーバ」を表現し、「○○○○」部分はドメイン名と呼ばれます。これらは「○○○○.com の ウェブサーバ」であることを意味し、ホームページの所在を示します。

(2) satou@◇◇◇◇.co.jp

上記のメールアドレスの「 .co.jp 」は法人であることを示す属性(属性型JPドメイン)であり、◇◇◇◇社 の「 satou 」さんのメールアドレスであることを意味します。つまり、個人が使うプロバイダのメールアドレスではなく、企業の独自ドメインを用いたメールアドレスであるということになります。

ドメインに使用できる文字は?

数字の羅列であったIPアドレスがドメイン名で表記されるようになったことは説明しましたが、では実際にドメイン名とはどのようなものなのでしょう?

ドメイン名とは個人・企業名や単語、または言葉や数字の組み合わせによって成り立ちます。使える文字としては、 ローマ字のアルファベット(A〜Z)、数字(0〜9)そして ハイフン(−)といった「半角英数字」が挙げられます。 ハイフンを使う場合は、必ず文字もしくは数字で挟まれるようにする必要があります(下記を参照)。

良い例> abcdefg-hijk.com    悪い例> abcde-.com -abcde.com

最近では漢字やカタカナ、ひらがなを用いた「日本語.com」や「汎用.jp」が登場し、日本語でもドメイン名を登録できるようになりました。しかし、日本語を用いたドメイン名の実用化はまだ予定されておらず、今の段階ではウェブ運営などで利用することはできません。それために、今後の実用化を見越し、今はドメインを取得するだけとなっています。

アルファベットの場合、半角である必要がありますが、大文字も小文字も同じ扱いとなります。

どれも同一のドメインです ⇒ abcde.com = ABCDE.COM = AbceE.com

例えば、systemworld.jp だと小文字ばかりで読みにくいドメインも、SystemWorld.jp のように大文字と小文字の組み合わせにするとPR度がアップします。どちらも同じドメインを示すので何も影響はありません。

ドメインは早いもの勝ち!

ドメイン名は世界でただ一つ存在するインターネット上のアドレスです。よく同姓同名の人や全く同じ企業名を見かけることがありますが、インターネットの世界には同一のドメイン名は存在しません。たった一つのドメイン名であるからこそ取得する意味があり、そして利用効果もあるのです。誰でも簡単にドメイン名を取得することができる今、ドメイン名の争奪戦は激化しつつあります。早く取得しないと誰かに先に 取得されてしまう... ――― そう、ドメイン登録は “早い者勝ち” なのです。もし希望するドメイン名があれば、一刻も早くお申し込みすることをお勧めします。

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