事業理念【1】
■ ウェブ・アクセシビリティ
アクセシビリティとは、目的とするコトやモノに到達できる可能性と容易性が高いことを指します。 これをホームページに当てはめるとき、誰でも簡単にアクセスできる(アクセシブルである)ことが重要であり、ウェブ・アクセシビリティと呼んでいます。 米国におけるリハビリテーション法508条(2001年)や、日本で2004年に制定されたJIS規格(JIS X8341-3)などは、ウェブページをアクセシブルにすることを強く求めています。
ホームページはあらゆる人に向けて情報が発信されています。つまりホームページは、 “誰でも”、“ほしい情報を”、“容易に見つけることができ”、“その内容を知ることができる” ようになっていなければ、 本来の目的の半分も達成されていないことになります。 目、耳や手足に様々な障害がある人でもホームページの内容を困難を伴うことなく “読む” ことができれば、 あらゆる人が等しく情報を知ることができるようになります。 障害がない人でも加齢による視力の低下や、手足の運動能力の低下によってホームページのアクセスが不自由になることがありますが、 ウェブ・アクセシビリティによって作られていれば閲覧しやすくなります。 また、使いやすいウェブであることも大切であり、これを特にユーザビリティと呼び、アクセシビリティの要素の一つに位置づけられます。
当社では、ウェブ・アクセシビリティを最重要の課題としてホームページの製作に取り組んでいます。 ウェブ・アクセシビリティは、W3C の「Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0」 「同2.0」で 勧告として公表されていますが、当社もその指針に準拠することを心がけています。
このW3Cの指針では、以下に示すアクセシビリティの五大指針を挙げています。
- 知覚の可能性
コンテンツ(ページ内にあるすべての内容)が言葉によって表現できない場合を除き、全ての情報があらゆるユーザーに知覚できる形で提供されることを保証する。
- 操作の可能性
コンテンツのインタフェイス要素(操作の対象となるもの)は、いかなるユーザーでも操作が可能であることを保証する。
- ページ移動の容易性
コンテンツの方向付け(次にどのページに切替えるかを知る手立て)とナビゲーション(今、どのページを表示しているか理解する手立て)を容易にする。
- 理解の容易性
可能な限りコンテンツの理解と、コントロール(コンテンツを制御する方法)の理解を容易にする。
- 健全性
現在と将来のアクセシビリティ技術と、ユーザーが自発的に操作できるようなコンテンツの能力を最大にするウェブ技術を使用することを保証する。
これらの指針を実現するための支援技術が検討されていますが、当社も常に最新の支援技術を取り入れ、 また独自に研究や工夫を重ねて、お客様個々のニーズに合ったホームページを提供できるように努力して参ります。